さっそくではありますが、PS2『玉繭物語2 〜滅びの蟲〜 』をご存じでしょうか。
1998年にPS(プレステ)で発売された『玉繭物語』(冒険劇RPG)の続編であり次世代ハードであったPS2で発売され、内容は前作同様の「 聖魔(モンスター)」を捕まえて捕獲し、育てたり融合して布陣を気づいてから戦う戦略育成シュミレーションRPGです。
ジブリでの初期作のキャラデザを担当していた近藤勝也氏(ラピュタ、トトロなど)がデザインを担当したことでも有名。
※後に2015年にPS3でプレイ可能なPS2アーカイブスとして配信されています。
一見複雑そうなシステムに見えますが”要は強いモンスターを捕まえて布陣を気づき、攻略”していくという単純なものになります。
ですがこのゲームの名前だけは知っているが、いまいち内容を知らない方が多いかと思いますのでゲーム内容を含めて簡単に魅力を紹介したいと思います!
ちなみに他の癒されRPG作品として「元祖癒されRPG!『ポポロクロイス物語』は感慨深い作品でオススメしたい。 」なども記事で紹介しておりますので是非ご覧ください。
さぁ、ジブリ感を少し味わおうか。
『玉繭物語2 〜滅びの蟲〜 』とは?
機種 | プレイステーション2 |
PS2ゲームアーカイブス | |
発売(開発) | 元気 |
発売日 | 2001年8月30日 |
配信日 | 2015年4月15日 |
価格 | 7,140円(税込)(当時定価) |
1,222円 (税込)(PSアーカイブス) |
2001年8月30日に「株式会社元気」より発売されたPS2用ソフト。
このゲームはPSで発売された『玉繭(たままゆ)物語』の続篇であり、同一世界観の数十年から数百年後辺りが舞台になっています。
今作の主人公である「カフー」は、前作の主人公である「レバント」に憧れているという設定で進んでいきます。
そして全編フルボイスという気合いの入り様が本作の本気度が伺える作品でもあります。
『玉繭物語2 〜滅びの蟲〜 』ストーリー
玉繭物語
舞台は “森の神エルリム” により満たされた「パレル」。
「知恵ある獣=人間」は森の恵みである「繭(まゆ)」と、この地の驚異である「森のしもべ」の狭間で密かに暮らしていた。
人々の暮らしは “森のしもべ” と言われる「聖魔(せいま)」を従え、その力を持った「繭(まゆ)使い」と、彼らのパートナーである「聖魔術士(せいまじゅつし)」によって守られていたのだ。
ある日に「知恵ある獣=人間」幾度となく “森の神エルリム” の怒りに触れる行為をしてしまい、業を煮やしたエルリムは「滅びの虫オニブブ」により、森の裁きを受けることになる。
繭使いであった青年の「レバント」はこれに対抗し、 “森のしもべ” たちを「永劫の回廊」に封印することに成功し難を逃れその場は収まった。
2ではこの時の出来事を「滅びの時代」と呼んでいる。
『玉繭物語2〜滅びの蟲〜』
時は数百年流れ、やがて「永劫の回廊」と繋がる “異次元の森” におかしな異変が起きる。それはなんと「知恵ある獣=人間」と対にあたる「闇の知恵ある獣「カルマ」」の出現。
「カルマ」は “森のしもべ” たちに同化しては知恵を授けて、森の外へ進行すべく策をたてていた。目的は人間を滅ぼし、成り変わろうとすること。
「カルマ」に対抗する為にを「知恵ある獣=人間」は『魔攻陣(まこうじん)』という対抗策を編み出し反撃をおこない、それらを操る繭使い集団、通称「魔攻衆(まこうしゅう)」を結成し、幾度となくぶつかり合っていた。
そんな繭使い集団に憧れた主人公「カフー」が魔攻衆のライセンス試験で「カルマ」から思わぬ呪いを受けてしまい、それを解くためと「カルマ」を倒すための冒険劇が始まる。
『玉繭物語2 〜滅びの蟲〜 』超簡単な魅力
ストーリーは前作の方が遥かに良いけども、ゲーム面は優っている
出典元:玉繭物語2 ~滅びの蟲 – PlayStation Storeから引用
流れとして「4つのオーブ」を探しに火・風・水・地の計4つのダンジョンに潜り、アイテムを入手したり、バトルをしたりするという単純明快なのもので雰囲気としては最高です。
戦闘では全く愛着のわかない「聖魔(モンスター)」(種類は200以上)を育てて戦うのが戦略性として非常に優れ、相当に面白いところ。
「魔攻陣」というのがバトルの主体になってくるので、主人公を中心に円形として聖魔を配置して戦いますがこの微妙な知略戦が肝になってきます。
ですが、主人公がなんからの指示を聖魔に出しますが、どのモンスターに攻撃するかは指定できないという曲者。
しかも聖魔は技を一種類だけしか覚えれないので、ひたすら技を使いMPが0になったら通常攻撃に切り替わるRPGなのが中々乙なところです。
※ある意味での緻密バトルが展開されるのが魅力
『玉繭物語2〜滅びの蟲〜』
これは知られざる名作(個人の意見)。
音楽も世界観もとても良かった。
システム的にはモンスターを捕まえて強くして戦うみたいな感じ。
主人公のサポートしてくれる妖精が可愛かった記憶。— スットビ@ゲーム名しの (@suttobi_azure) May 23, 2020
なんだかんだでフルボイスによる会話ストーリーが面白い
出典元:玉繭物語2 ~滅びの蟲 – PlayStation Storeから引用
全ての会話がフルボイスでキャスティングされているのでここを楽しむのもポイントの一つです。
折笠富美子氏や、納谷六朗氏など声優心くすぐられるのも必見です。
※少し、残念な所は前作のアニメタッチの絵柄じゃなくなったのが時代の流れを感じました。
玉繭物語2(PS2)
ポケモンをやる前に育成ゲームでやり込んだのはこれだけ。世界観とかネタとか当時ポカンだったけど逆に今なら色んな人に刺さる気がする。少し発売するのが早かった感はあるwでもPS2の中では1番やった時間が長かった気がする。— とさぺんちゃん (@chiatorent) May 7, 2020
最後に。
このゲームはパッケージに惚れてプレイしたのですが慢性でクリアをしてしまったせいで、「面白かったな」と記憶をしているだけ。
ですが、とても雰囲気が良かったノスタルジック感じる作品です。
ポ〇モンみたいと思い、聖魔を捕まえまくって融合しまくっては「こいつ強いのか?」と半信半疑でプレイをし闘技場の昇級試験の5段で詰んだのが良い思い出でで懐かしい。
機会があればもう一度プレイしたいタイトルなのは間違いないです。
ではでは!
おすすめ癒されRPGを紹介する魁堵(かいと)でしたー!