スーパーファミコン全盛期に発売された「スーパーマリオRPG」を皆さんご存じでしょうか。
こちらはアクションでブイブイ言わせていたマリオが、なんとロールプレイングで発売という衝撃と今では考えられないスクウェアとのコラボ作品として満を持して発売されたソフトでもあります。
印象的なパックンフラワーのCMでお茶の間を賑わしたのは今でも鮮明に覚えているこのソフトでもありますが、ゲーム内容もとても面白いので簡単な説明と魅力を紹介したいと思います。※なんだSFCが4,000円安くなるクーポン券って。
ちなみに次回作については、こちらの「ペラペラマリオ第一弾!『マリオストーリー』はN64でオススメだから紹介しちゃいます。」も是非ご覧ください。
さぁ、スーパージャンプで100回飛ぼうか。
『スーパーマリオRPG』(1996年)
ハード | メーカー | DL |
VC(WiiU) | 任天堂 | 926円(税込) |
mini SFC | 任天堂 | 8,618円(税込) |
任天堂とスクウェアが共同開発したRPGで当時の1996年ではFFメーカーとのコラボはゲーム業界的には衝撃的でした。
往年のマリオ作品としては本格的なストーリーを持っており歴代に常に登場していた「クッパ」と「ピーチ」の性格面や攻撃方法はこの作品において完成され、現在に出ている作品にも受け継がれているのが見えます。
※2019年の現在でも、未だに「スーパーマリオRPG」は歴代マリオ作品の中でも群を抜いて面白さがトップの位置辺りに君臨しているのはここだけの話。
『スーパーマリオRPG』┃ストーリー
毎度のように「クッパ」にさらわれた「ピーチ姫」を助けるために単身『クッパ城』へ乗り込む「マリオ」。
いつものように成敗した瞬間に、意味不明な剣が『クッパ城』に突き刺さって物語が展開します。
もろもろ話を進めて行くと武器世界の魔王「カジオ―」が世界征服する為にスターロードを壊してしまったカジオ―群が、マリオワールドに攻め込んできたことを知る。
「マリオ」は世界に平和を取り戻すべく、スターピース(壊れたスターロードのかけら)を集める旅に出るってお話。
『スーパーマリオRPG』の魅力とは?
秀逸なゲームシステムで展開
「スーパーマリオRPG」で覚える事はアクションコマンドだけであり、それ以外の細かい数字や能力は全くありません。
なので、初心者にも易しい仕様になっています。
レベルアップボーナスというのが存在し自由に固有値をドーピングできるのもこのゲームにおける魅力の一つでもあります。
各パラメータの数値が見易く、さらにはレベルは最高30。
技を使えるFP(フラワーポイント、俗に言うマジックポイント)はキャラクター間で共有していて、「このタイミングであの技を使おう」など戦略面でも面白さを発揮しています。
良い意味で洗練されたRPG
スクウェアのRPG性と任天堂のアクション性が上手い具合に融合して、爽快感と戦略性がマッチングしているのがとても楽しめます。
敵へのエンカウントは「シンボルエンカウント(モンスターがその場にいる)」なのでスターで敵を蹴散らしたり、危ないと思ったら戦わないこともでき、選択肢のを幅をコミカルに広げます。
スーファミ後期でのマリオシリーズラスト作品なので、3Dグラフィックがかなり気合が入っており出来栄えが秀逸なのも特徴です。
※ひまんパタこうら、フライパン、スーパージャンパーはチート。
従来の形式とは異なる仲間キャラクター
冒頭で戦った、悪の親玉「クッパ」、常に誘拐され待ちの「ピーチ姫」が仲間になるのは珍しいですよね。
ここで思ったのが「何故にルイージは仲間にならない」と嘆いたのを覚えております。
「クッパ」や「ピーチ」以外にも、マシュマロマニア「マロ」や9999ダメージの「ジーノ」など面白いキャラが多数おり、さらに敵キャラも色々と華をそえてきます。
マリオと言えばマリオRPGで「ピーチ姫がさらわれた!」「どうせまたクッパでしょう」というスクウェアにお決まりを弄られるネタが好きだった
— ゾンビ大将軍 (@ian_ff14) 2019年11月13日
本編以外の多彩なミニゲームが本当に面白い
本編以外の 隠し要素やオマケミニゲームが凄く充実していて本編以外にもハマってしまうのがこのゲームです。
特にミニゲームの『ワイン川下り』や『ちくわブロック』さらには『ドウカティトロッコ』、『カジノ』、『ヨッシーレース』オマケにみんな大好きシューティング『爆裂カブトムシ』など、盛りだくさんです。
どれもこれも中毒性があり、やめ時がわからなくなるのも楽しめる一つだと思います。
何一つ自己満足なミニゲームに、みんなついつい記録を狙ってしまうのがヤバい。
BGMも一度聞けばすぐに思い出せる様な名曲
BGMは「FF(ファイナルファンタジー)」や「ストⅡ」などを手がけている作曲家の『下村陽子』さんが担当しており、アップテンポな曲から、ポップ調まで色々な名曲を作ってらっしゃいます。
特に「ここはブッキータワーでございます」(ブッキータワー前戦)は嫌でも耳に残ります…いやはや、なんだあの名曲は…。よくわからない…。最高です。
最後に。
このゲームの難易度はそんなに高くはありませんが万人受けし、違った角度で「マリオ」を楽しめると思います。
マリオのRPGでは絶対に名前があがりますので、是非興味がある方はプレイしてみてはいかがでしょうか。
ではでは!
マリオRPG推しの魁堵(かいと)でしたー!